
秋晴れの11月7日の正午、日比谷公園周辺は緊迫した空気に包まれていた。昼過ぎには、百台近いバスが次々と到着し、参加者が、全国から、そして東京都内から日比谷野外音楽堂で開催される民団主催の「永住外国人地方参政権の早期立法化を! 11・7全国決起大会」会場に参集した。その数、約5千名。
参加者は、入口で「地域住民である永住外国人に地方参政権を!」と書かれたゼッケンを受け取り入場したが、用意したゼッケンが数百名分足りなくなり、特に東京本部管内参加者は、1千7百名を超え、立ち見も含め会場は立錐の余地もないほどに予想を上回る参加者を記録した。
開会前から、会場は溢れんばかりの熱気に満ち溢れ、地方参政権獲得への強い意欲が、肌で感じられるものだった。
決起大会では、冒頭に民団東京本部の李時香団長が開会宣言を行い「積年の思いを必ず遂げよう」と力強く訴えると、呼応するかのように会場のボルテージは最高潮に達した。
鄭進中央団長をはじめ、各政党の代表の挨拶では、会場から割れんばかりの拍手と、かけ声があり、停滞していた地方参政権運動を一気に前進させる勢いに満ちていた。
この大会には、中央本部の来賓以外に東京本部・支部の呼び掛けにより、国政から自民党の中川雅治参議院議員、公明党の山口那津男参議院議員、民主党の谷博之参議院議員、都議会から公明党・大松成議員、民主党・花輪ともふみ議員、また杉並区、北区、世田谷区の各議会からも多くの議員が激励に駈け付けた。
集会の最後、青年会が壇上に上がり「日本政府と国会は、地域住民である永住外国人に地方参政権を付与せよ!」とシュプレヒコールを先唱するや、5千人もの参加者全員がこぶしを突き上げ、「付与せよ!」と何度も声を上げた。その勢いと迫力は国会に届くかのようなものだった。
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